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水彩ガッシュによる肖像画

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水彩ガッシュによる肖像画です。アクリル系のガッシュではありません。アクリル系は水性ですが、 乾くと耐水性になり水にとけなくなります。この肖像画のテクニックは後から、色を抜いていく手法なので、 絵の具が乾いた後も水に溶けてくれないと困りますので、水彩ガッシュを使います。まず、イラストボードにアクリル系のジェッソを塗ります。 ジェッソとは地塗り用の白の絵の具です。仕上がりを考えながら、刷毛目を作ります。ジェッソを一晩乾かします。鉛筆で画面に肖像画のデッサンをします。 80%ぐらいの鉛筆デッサン肖像画です。光の濃淡だけを描く感じです。その後、鉛筆が絵の具で流されないように鉛筆を定着させなければなりません。 市販の定着液のフィキサチーフではうまくいきません、後で鉛筆が溶けて流れてしまいます。秘密のテクニックをお教えしましょう。 アクリル系絵の具のマットメディウムを水に溶かし、エアブラシで吹き付けます。こうすると完璧に流れなくなります。 ごくごく薄い膜ができる感じです。エアブラシは使用後、充分に掃除をしてください。次に目立つ色の部分だけアクリル絵の具で着色します。 作例の肖像画では兄のシャツの部分、弟の服の模様です。絵の具が乾いたら、いよいよ水彩ガッシュのセピア系の色を全面にのせます。 鉛筆デッサンの肖像画の上におもいきって幅の広い刷毛で塗っていきます。うすーく暗い画像が見える感じですイラストとしてこれでも面白いですがまだ作業をします。絵の具が乾いたら、水を含ませた筆で色を抜きたい所に塗り、木綿の布やティッシュ等で少しずつ絵の具をとっていきます。 うまく調節しないとぼこっとぬけてしまいますので慎重に。後は仕上がりまで作業を進めます。最後にアクリル絵の具の白でテカリを描いて水彩ガッシュによる肖像画の完成です。迫力のあるイラストが描けます。チャレンジしてみてください。

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